ところで私の仕事

一番初めのブログで私が書くブログのテーマをだらだら書いてみたので、恐らく私の仕事は看護師なんだろう、と予想をしていただけたものだと思っています。


2005年に看護師免許を取得して、早10年。そのうち実際看護師としての経験年数は半分くらいです。
残りの半分は、自由に生きてました。


さて、この回では初心に戻って、私がなぜ看護師になったのかを残していこうと思います。


看護師の同僚になぜ看護師になったのかを尋ねると約半分の人は「親が看護師」もしくは「医療関係者だったから」と答えます。次に多いのは「手に職をつけたかったから」。残りはそれぞれの意見で、私はそういった意見を聞いていくのがとても好きです。


私の場合は、その他のカテゴリーです。両親は医療関係者とは無縁で、手に職をつけたいと思っていたこともなく、病弱で病院に慣れていたわけでもなく・・・。


でも、9歳だったある日、入院することになったんです。忘れもしないあの日、私は車に引かれて両手首と左手の親指の骨を骨折してしまい、手術することになったんです。当時、骨折したことは聞かされましたが、今看護師になって思うのは、「脱臼骨折」だったんだろうなぁ、ということです。詳しいことはもうカルテもなくなっていると思うので不明ですが、当時の私は病院に行くこと自体なくて(あまり風邪も引かなかったのでとても元気な子ども時代だったのです)、病院にいることに目をキラキラさせていました。


ところが、手術に向けて点敵の針は足に何回も刺されるは痛み止めの注射は痛いわ、手術のあとは痛いし、でとてもいい思い出とは言いがたい場所になったのは確かです。でも、手術室に入ったとき、当時はやっていた「ちびまるこちゃん」の「おどるポンポコリン」が流れていてとても嬉しかったんです。


手術室自体はとても無機質なのですが、執刀する医師の好きな曲が流れていたり、有線ラジオが入っている手術室は多いと思います。ちなみに、その音楽に関しては日本だけではなく、海外でも同じような傾向があるようです。でも、その音楽を消したほうがいいんじゃないか、という議論が一部で沸きあがっているようです。これもいつかネタにあげられたらなぁ、と思います。


話を元に戻して、そんなわけで、「おどるポンポコリン」に喜んだ私はその入院を通して看護師になることを決めたのでした。


小学校卒業文集の「将来の夢」はもちろん「看護婦さん」になること。




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