オーストラリア永住権への道 1-私が取得した永住権

※注意※
この永住権取得の件は私のケースであり、全ての人に当てはまるわけではありません。永住を考えている人は相談の資格を持った人、移民弁護士等に相談するようにしてください。



オーストラリアの永住権(PR:Permanent Residency Visa)を取得する方法はいくつもあります。


その中で私が取得した永住権のカテゴリーは「独立技術者ビザ:Skilled-Independent (Subclass 189) visa」です。


これは、政府が設けた「移民職業リスト(SOL: Skilled Occupations List)」に載っている職業の人が申請できるビザです。


以前は結構な種類の職業がリストに載っていましたが、2010年ごろにリストの大改定があり人気だったシェフ、通訳といった職業がそのリストから外れてしまいました。そのことがきっかけでオーストラリアは「移住するのに難しい国」の一つになってしまったようです。


そして、2012年の7月から導入された申請のシステム変更、EOI(Expression of Interest)システムが入ってからはさらに申請するのが難しくなった、と言われます。


そして、オーストラリアのビザ申請に当たって注意しなくてはいけないことがあります。それは、コンディションが毎年改定されることです。
例えば、先ほど書いた移民職業リストでシェフがリストから外れたと書きましたが、2014年には復活しています。ただし、年間のビザ発給枚数が職業ごとに割り振られる、という条件が加わっていました。改定事項は毎年2月ごろに告示され、その年の7月1日から施行されています。
なので、最新の情報を得ることが永住権を取得する上でとても大切になります。



蛇足です。
ニュージーランドも移住する国として人気ですが、オーストラリアと比べると「比較的簡単」と言われています。その理由の一つが、オーストラリアで削除された移民職業リストの職業、シェフなどがまだ残っていることです。
しかし、私のコンディションと両国の条件を比較したときにオーストラリアへの移住のほうが可能性が高かったので、オーストラリアの永住権を申請することにしました。


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私のバセドウ病闘病記 2-健康診断とGPからの呼び出し(2013年11月)

私のバセドウ病闘病記1の続きです。


体に何かが起こっていたのが分かっていたものの、2年以上放置していた私。 
血液検査を受けるきっかけと血液検査結果が出るまでのことを書いていきます。


背景
前のブログで私が経験したバセドウ病の症状が出始めたとき(2011年5月ごろ)、私はオーストラリアのシドニーでの学生生活の終わりにさしかかったところでした。2011年大晦日に日本に帰国し、同年7月中旬にニュージーランドで1年間ワーキングホリデーで過ごすことにして出国。ワーキングホリデービザが切れる2ヶ月前にワークビザをサポートしてくれるという仕事場で職を得て働き、数ヶ月経った頃の話です。


健康診断
ニュージーランドでは職場での定期健康診断の習慣はなく予防医学はあまり発達していないと言ってもいいかもしれません。それでも平均寿命は2012年81.16歳。日本が同じ年に83.10歳であることを考慮すると世界でも長寿の国の一つといってもいいと思います。予防医学は発達していなくても、運動をする、サプリメントを飲むなど健康には気を遣っている人が多いと感じました。 


日本での健康診断では血液検査で血算(赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビンの量など血液細胞の数や量を測ります)と生化学検査(医療機関では生化と呼ばれ、コレステロール、ビリルビン等の値で血液中に含まれる成分を分析して病気の診断などに利用されます)を計測しますよね。よく注目・話題にされるのがコレステロール値で、善玉、悪玉コレステロールは健康診断が終わった後にはよく話題に上がってくると思います。 


ニュージーランドで働いていたのは日系現地企業だったので、福利厚生の一環として定期健康診断がありました。日本と同様に血液検査、そして子宮頸がんのスメアテストも希望者にはついていました(経費は会社もちで助かりました)。 


検査項目のこと 
そんな国での健康診断。血液検査にはGP(General Practitioner:一般医、家庭医)の血液検査のオーダーが必要で、その項目は日本と似たり寄ったりなところもあるのですが、日本では入ってこない項目がいくつかあります。 


※日本での健康診断でも職業によって検査する項目が違うことがあります。ここに挙げるのは、2015年5月に日本で受けた職場の健康診断と2013年にニュージーランドで受けた健康診断の項目を列挙します。 


 共通項目: 
・赤血球 
・白血球 
・ヘモグロビン
・ヘマトクリット:血液中に占める血球の体積の割合を示す
・MCV(mean corpuscular haemoglobin):赤血球1個が持つ平均的な容積 
・MCH  (mean corpuscular volume):赤血球1個あたりの平均ヘモグロビン量 
・血小板 
・総コレステロール 
・中性脂肪 
・HDLコレステロール(High-density lipoprotein):いわゆる「善玉コレステロール」 
・LDLコレステロール(Low-density lipoprotein):いわゆる「悪玉コレステロール」 
・総蛋白 
・アルブミン 
・ALT(Alanine transaminase):肝臓の機能を示す指標 
・HBs抗原 
・HBs抗体 
・尿検査 


 ニュージーランドでのみある項目 
・A型肝炎抗体 
・A型肝炎抗原 
・好中球 
・好塩基球
・単球 
・総ビリルビン 
・ヘモグロビンA1c 
・グロビリン 
・アルカリフォスターゼ 
・遊離サイロキシン(Free T4) 
・遊離トリヨードサイロニン(Free T3) 
・甲状腺刺激ホルモン(TSH) 


もちろん、GPに言わないと検査してもらえない項目もあるのですが、私が勤めていた職場のことには慣れているGPだったので、こういった項目を検査してくれたのです。


 GPからの呼び出し 
そんなわけで、2013年11月下旬にニュージーランドで健康診断の採血をした私。
採血結果は採血した時間が午前中なら同日午後、午後なら翌日には出ることが普通です(特殊検査は除きます)。 


当時働いていた職場とGP(General practitioner:一般医)は同じ建物内で仕事上お互い顔見知りでした。 採血をしてから2日後、同僚から「K先生がAcoさんに用があるって言ってたよ」との伝言をもらい、とりあえずK先生に会いに行くことにしました。



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英語力について ーTOEICの点数を通して見えること。

英語力については海外移住を目指す人にとって、とても大切な要素だと思うので書いていこうと思います。


英語力を何で測るかなのですが、日本国内では英検とTOEICが主流だと思います。
しかし、オーストラリア、ニュージーランドに留学を考えている人はIELTS、永住を考えている人にはIELTS、もしくは職業によってはOETのスコアが必要になります。最近のオーストラリアではTOEFLも考慮されるようになりました。


私の英検受験歴は中学校時代までさかのぼってしまうので、すみません。参考資料持ち合わせていません。


もう一つのTOEICですが、2014年12月に日本で受験しました。
ニュージーランドから帰国したのが2014年8月なので、帰国して4ヶ月。英語学習のモチベーションをキープするための一環として受験することを決めたのですが・・・。
申し込んでから体調を崩してしまったのでほとんど勉強できずのままで受験しました。
言い訳は事前にしておいて、結果ですが・・・





満点



ではありません。






合計915点でした。




私はもともとリスニングが得意なので、それがそのまま点数になったようです。



私が過去5年以内に受けたテストは
・TOEIC
・IELTS
・OET
の3つです。


ちなみに、上記テストはそれぞれ目的の違いから単純比較は出来ないのですが、


2012年に受けたTOEICが780点、IELTSが6.5くらいだったので、
TOEIC 800点前後 ≒ IELTS Overall 6.5 ≒ OET C 
というレベル分類が出来るかと思います。


そして、2013年~2014年にはIELTS 7.0、OET Bレベル、TOEIC915点なので、ここからも
IELTS Overall 7.0~7.5 ≒ OET B ≒ TOEIC 900点以上
という分類ができます。


注意すべき点は、それぞれのテスト対策が違うことです。
IELTSとOETはListening、Reading、Writing、Speakingの4スキルをそれぞれテストするのでその点がTOEICと特に違う点です。


なので、単純にTOEICで900点以上が取れるからIELTSやOETでOverall 7.0やOETでBレベルが取れるとは思いません。


むしろ逆だと思っています。IELTSでOverall band score 7.0以上、OETでそれぞれがB以上取れる人はTOEIC900点以上は取れると思います。理由は、上のほうで書いたとおり、私今回のTOEICの対策はほとんど出来ていないからです。



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