委員会

病院は・・・組織です。


働き始めると、恐らく普通の会社と同じように組織図を見せられるのです。


でも、普段の仕事ではそんなこと全く気にせず働いているのですが・・・・・。



今年は勝手に(と言っている地点でメンバーシップなし)、看護部のある委員会のサブリーダーになっている私・・・・・。


とっても”ソシキ”にいる感じがしてぞばぞばーっと鳥肌の立つような嫌悪感・・・。




4月の発表地点で「えー、めんどくさーい。委員会出なきゃいけないの?でもサブだしー。リーダーに任せておけばいいんでしょ?・・・ってそもそもその委員会は何するの?」


とまぁ、こんなカンジの私でした。


看護師なりたての頃は頼ってもらえることに対して喜び(?)を感じていたりもしたのですが、今となっては基本的に面倒なことからは手を引きたい・・・、そんな年頃なのです。


・・・独身のくせにー!
子どもいないくせにー!!



えぇい、なんだ!
私は自分の面倒を見るので忙しいのだ!
本読むでしょ(看護関連の本ではない)、友達に合うでしょ(職場の人ではない)、ネットサーフィンでしょ(ショッピング)・・・。



でも、なぜか委員会の仕事をしている自分がいる・・・・・。
しかし、矢面に立つのはリーダー。


面倒くさいのは嫌いだけれども、非難されるのはもっと嫌いなので、やってます。
委員会に出たり、1ヶ月の集計をしてみたり、対策案を提示してみたり、チェックリストを作って、それをまた改定してみたり、病棟会用の資料を作ってみたり・・・・。


リーダーとはタイプが違うので成せるのかもしれません。


表に出るのはあんまりスキではありません。
裏方なら・・・・、出来る限りでお手伝いしますー。


病院によっていろんなマニュアルがあるとは思いますが・・・。うちの病院にはちょっと基本技術の不思議なマニュアルがあったりします。そのマニュアルを改訂するのが今の私の目標なのです。もっと普通にしてもらいたいのですが・・・・・。委員長と言い合うのがまた堂々巡りでして・・・。やる気を無くすのです。


それでも、あと数ヶ月で何とかしたいのです。


辞める前にね。


何はともあれ、リーダーさんには感謝しているのです。




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英語のテスト OET編ー2.リスニングとリーディング

英語のテスト OET編ー1.OETってなんぞや?の続きです。


久しぶりの英語の話題です。


前回「OETに関しての情報が少ない」と書いたのですが・・・、相変わらず情報は少ないです。
情報源は限られています。・・・案外それが全てだったりするんですが・・・ね。


今回と次回の2回に分けてOETのテストがどのようなカンジなのか書いていこうと思います。


今回はリスニングとリーディングです。


前回の復習。
OETとはOccupational English Testの略で、医療者の英語の能力とコミュニケーションスキルを測るテストです。


トピックは全て医療にまつわる内容です。ただ、ご存知のとおり医療の分野と言っても幅広いので、医療者でも得意・不得意分野があるかもしれませんね。


リスニング
さて、本題です。


リスニングのテスト時間は約50分です。
意外と長いですねぇ。しかもこの間結構書きっぱなしだったりします。


リスニングは2つのパートに分かれています。
パートAは医療者と患者の対話です。医療者は前回挙げた12職です。
パートBは一般的な医療・健康にまつわる講義形式です。


少し詳しく見ていきましょう。
パートA
医療者と患者の対話で、基本的にノートテーキング(note taking)です。なので、文章ではなく、質問に対して箇条書きで回答していきます。
むしろ、時間がなさ過ぎて文章なんて書けません。
ここでは、現在の症状、過去の症状、既往歴とその詳細、家族歴とその詳細、症状に対しての検査、薬の飲み方や治療のアドバイスなど質問に対して回答していきます。


比較的「医師+患者」の組み合わせが多いような印象が勝手にしていますが、「看護師+患者」ということもありえます。
ちなみに、私の人生初OETリスニングパートAは「獣医+犬の飼い主」でした。テスト中に「い、犬?はぁぁ??ナンなんだ???」と軽くパニックになった記憶があります。
よくよく考えると内容なんて似たようなものなのに、あの当時(2011年)はテスト慣れしていなかったのです。



パートB
医療・健康についての講義です。ここでは講義そのものを理解する、というよりは質問形態に対して回答をしていく、というのが正しいですね。


ところでこのOETのリスニング、IELTSやTOEICと違い、質問ごとにポーズが入るのが特徴です。 どの質問に対して答えていくのかとても明瞭です。そのポーズの間に回答と次の質問に目を通します。 しかし、リスニングのレコード自体が1回しか流れないのは他のテストと共通です。



リーディング
リーディングの所要時間は60分です。


こちらもリスニング同様2つのパートに分かれています。
パートAは15分。問題用紙も解答用紙も時間が来たら回収されてしまいます。


パートBは45分。600~800語の文章が2つ。そして、それぞれの文章に問題が8~10問ずつあります。


パートAの内容はスキム・スキャンです。問題用紙に一つのトピックについて(例:皮膚がん)文章、研究結果、グラフ、表など3~4つ記載されています。
そして、解答用紙はその要約が記されています。要約文章に25~35箇所空欄があり、その空欄に当てはまる単語、言葉の集まり(2~3語)、または数字を問題用紙から探していくのです。


15分の間にこのタスクをこなすのはとてもストレスです。
練習をして慣れる必要がありますが、このテストの”癖”にもしっかり対応していかないといけないのがこのパートAについての難しさです。


そして、パートBは45分で約20問の問題を答えていくことになるのですが、全て4択(MCQ:Multiple choice question)です。一見簡単そうなのですが、パートAとの兼ね合いもあり、こちらでミスを少なくしておかないと目標レベルのスコアを達成できないです。そういった意味では正しく回答できるように練習が必要です。



対策についてはまたの機会にします。


そして、ライティングとスピーキングは次回のOET編の話題にします。


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私のバセドウ病闘病記 4-異常値をどうするか(2013年11月)

私のバセドウ病闘病記3の続きです。


ニュージーランドの健康診断で甲状腺機能の項目でハイスコア&ロースコアを記録した私ですが、その血液検査を提示されてから治療をどうするかの話です。


治療をどうするか
甲状腺機能検査の結果があれだけ乱れていて、治療を勧めない医師はまずいないと思います。
私の診察をしたK先生ももちろん出来るだけ早く専門医(SP: Specialist)の診察を受けるように勧めてきました。


ところが、私は外国人(ニュージーランドに住んでいたので)。
海外の医療費は、高いです。そして、まさか(?)の保険を持ち合わせていなかった私・・・。
また「知識」の話ですが、外国人にとってニュージーランドの医療費がどれほどのものものなのか知っていた私は、ニュージーランドで治療することに経済的な面で物凄く抵抗があったのです。GPやSPのレベルに関しては疑問を抱かないくらい信頼をしていました。


ニュージーランドの医療と医療費
体調が悪いとき、病院やクリニックなどの医療機関に行きますよね。
日本では好きな病院やクリニックに直接行って、診療を受けることが出来ます。


しかし、ニュージーランドではGPからの紹介状がない、明らかな生命の危険がない場合は病院(Hospital)で医師に診てもらうことは出来ません。例えば、もともと元気な人が風邪を引いてERに行ったとしても、GP(一般医)で診てもらうように、と返されてしまいます。


それは医療システムの違いです。
日本では健康保険証を持っていれば医療費の3割、もしくは1割を医療機関に払うことになっています。最近では混雑解消のため、必要な医療を必要としている人に提供するために大学病院でも紹介状を持っていない人は受診できない、もしくは紹介状を持っている人より診療費が高くなる、といった措置が取られるようになっていますね。


ニュージーランドでは体調が悪い、怪我をしたといった時はまずGP(General practitioner:一般医、家庭医)を受診します。検査が必要であれば、そこでGPが血液検査やその他の検査をオーダーし、経過を見ていきます。しかし、GPのレベルを超えて専門的な治療が必要だと判断した場合にはGPが専門医(SP)に紹介状を書き、患者はSPの予約を取り、受診をすることになっています。上記に書いた病院(Hospital)と呼ばれるところにはSPしか居ません。なので、紹介状が必要となるのです。


そして、私が恐れていた医療費ですが、GP(一般医)で初診NZ$60~140くらいかかります。再診になるともう少し安くなります。


そして、SP(専門医)の初診は、正直言ってそのSPの専門分野によってかなり相場が違います。でも、初診でNZ$150~400くらいします。再診でもGP同様少し安くなりますが、ここからの診察費から安いといっても、期待するほどではありません。


検査が出たら・・・これまた高いんです。日本でも同じ検査をしているのですが、ニュージーランドをはじめとして海外の医療費は本当に高いです!!


日本でも「医療費が高い」という声は良く聞くのですが、私からすれば日本の医療費は安いです。医師も看護師ももらっている給与は安いです(看護師なのでここは少しアピール)。


なので、保険は大事ですよー。手放してはいけません!!
私のようになってしまいます(笑)。


悩む
そんなわけでSPの受診をその場で勧められたのですが、医療費の件で「これはまずい」と思った私はひとまず交渉(?)してみることにしました。


私「今のビザが7月までなので、早ければ6月に帰国することになると思うの。それじゃダメ?」
K先生「何言ってんの?それは遅すぎるわ。出来るだけ早く受診したほうがいいの。もう少しちゃんと考えて。」
私「いやいや、考えてますよ。ただね、お恥ずかしい話保険に入ってないから医療費がネックなの。とりあえず、少し考えてみるから時間をください」
K先生「分かったわ。でも、早く受診したほうがいいのよ」


といった内容の会話が繰り広げられ、治療をどうするか、はたまた仕事をどうするか、といった事項に直面したのでした。





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